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2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ギリシア建築

歴史的、地理的関係性を考慮すると、古代ギリシアの建築活動は紀元前2000年頃のミノア文明中期に遡り、ギリシア本土では紀元前1400年頃のミケーネ文明を発祥とする。しかし、クレタの建築とミュケナイ建築、そしてギリシア建築との間にある程度の共通性が認…

水糸

水糸は、建築工事などの際に水平線を示すために用いる糸。「水縄(みずなわ)」ともいう。 レンガ、ブロック積工事や型枠工事など外構工事や建物の基礎工事などに際して必ず使用される。 水平線を出すには、「水盛り」という方法を使う。水盛り管という道具…

単管

単管 (たんかん) とは、建築工事で用いられる機材の一種で 単管パイプ の略。建築現場で作業をするための足場用資材として利用されることが多い。 ※ 「単管」という言葉をはずして、単にパイプと呼ばれることがある。単管パイプの直径規格はJIS G 3444によっ…

骨材

骨材は、粒径によって粗骨材(そこつざい、coarse aggregate)と細骨材(さいこつざい、fine aggregate)に分類される。粒径の大きいものは粗骨材、小さいものは細骨材と呼ばれる。 粗骨材5mm以上のものが重量で85%以上含まれる骨材 細骨材10mmふるいをすべ…

アンカーボルト

アンカーボルトとは、木材や鋼材といった構造部材、もしくは設備機器などを固定するために、コンクリートに埋め込んで使用するボルトのこと。 引張りやせん断に抵抗することによって、コンクリートに取り付けられた構造部材や設備機器が、分離・浮遊・移動・…

プレボーリング工法

プレボーリング工法は杭工法の一種。あらかじめ、地盤をオーガー等で所定の深さまで掘削し、既製杭を挿入してハンマ(ディーゼルハンマ・ドロップハンマ・油圧ハンマなど)を使用し、打撃を加えて施工する工法である。 ※ 打撃工法と同様にハンマーで打ち込む…

構造計算

構造計算とは、建築構造物・土木構造物などが、固定荷重・積載荷重・積雪荷重・風荷重・地震荷重などに対して、構造物がどのように変形し、構造物にどのような応力が発生するのかを計算することである。また、構造物がそのような変形や応力に耐えられるのか…

べた基礎

布基礎と比べ基礎底面の面積が大きいので、荷重を分散させ地盤やスラブに伝えることができ、不同沈下に対する耐久性や耐震性を増すことが可能となるが、コストは掛かり増しとなる。 おもに建築物が重い場合や地耐力が小さい場合に用いられ、必要に応じて杭を…

玉掛け

玉掛けは、クレーンなどに物を掛け外しする作業のことである。 なお、法令上の表記は1990年(平成2年)以前は「玉掛」、以後は送りがな付きの「玉掛け」との混在が続いたが、2004年(平成16年)の法令改正により現在は「玉掛け」が統一的な正式表記となって…

くさび緊結式足場

くさび緊結式足場とは、工事現場で使用される、足場の一種である。 木造家屋等低層住宅では、足場を設置する敷地が狭く、建物の形状が複雑であるため、盛替え、組み替え作業が簡単にでき、建物の形状に容易に対応出来る足場として使用されている。この足場は…

ランドスケープ

ランドスケープは、景観を構成する諸要素。ある土地における、資源、環境、歴史などの要素が構築する政治的、経済的、社会的シンボルや空間。または、そのシンボル群や空間が作る都市そのもの。 ランドスケープ・アーキテクチャー (Landscape architecture) …

正投影図

正投影図とは、3次元の物体を2次元で表現する手法の一つ。対象を90度ごとに回転させるか、または視点を90度ずつ回転させて、複数の視点から描画された図。 正面図、平面図、側面図などのように三部分に分けて表すことが一般的である(三面図)。これに対して…

アーバニズム

アーバニズムは、一般には、都市を志向し求める文化的・社会的な傾向のこと。あるいは、もっぱら都市において特徴的な生活様式。または、近代以降の都市計画全般を指す。 都市計画としてのアーバニズム建築学の分野では、近代以降の都市計画全般をアーバニズ…